サイト内検索の見積りは、検索窓より「見つけたい情報」から

たとえば打ち合わせで「サイト内検索も付けてください」と言われた場面。検索窓を一つ足すだけと考えて、見積りに入れてよいでしょうか?

先に確認したいのは、何を入力したら、どの情報が見つかればよいかです。お知らせを探すのか、商品情報や資料も探すのか。同じ検索窓でも、必要な仕組みは変わります。

検索語と、出てほしい結果を組にする

たとえば商品サイトなら、「型番を入れると該当商品が見つかる」と「用途を入れると、その用途に合う商品が出る」は違う要望です。用途で探せるようにするには、商品ごとの用途情報を整理する作業が必要になる場合もあります。

クライアントには「どんな言葉で検索して、どの商品やページを見つけたいですか?」と聞けます。実際の入力例と、出てほしいページが一組あるだけでも、コーダーが検討する条件を具体化できます。

ここで「商品名だけでよい」「型番でも探したい」といった範囲を決めておくと、検索機能に期待していることを共有しやすくなります。

探したい情報は、どこに入っている?

画面には商品名、価格、説明が並んでいても、内部では別々の項目で管理されていることがあります。検索対象にしたい情報がどこに保存され、今の仕組みで検索できるかは、実装を見て確認する部分です。

資料も対象にしたいなら、PDFのファイル名を探せればよいのか、中の文章まで探したいのかを分けます。画像に書かれた文字も含めたい、といった希望があれば、最初に伝えておきます。画面に見えている情報が、すべて同じ方法で検索できるとは限りません。

「サイト全体を検索できます」と一括りに約束する前に、記事、商品情報、資料のどこまでを含めるか整理します。

条件を選んで探す方法もある

地域や用途を選んで商品を絞り込みたいのか、思いついた言葉を自由に入力したいのか。両方必要なのか。探す場面を聞くと、検索窓以外の選択肢も考えられます。

たとえば「屋外で使える商品」だけを見たいなら、用途の選択肢から絞り込む案があります。ただし、その条件で商品を分ける情報が必要です。既存の商品に分類が付いていなければ、誰が情報を整理・入力するかも決めます。

検索画面を作る作業と、検索できるデータを用意する作業を分けると、見積りに含める範囲が見えてきます。

「検索機能を一式で」と依頼する前に、入力する言葉の例と、見つかってほしいページを用意してみてください。既存のWordPressで対応できるか、データの整理や別の仕組みが必要かは、サイトの構成によって変わります。分かっている範囲を添えて、記事下の相談ボタンからご相談ください。提案や金額を固める前に、検索対象と必要な作業を整理できます。

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