「会員限定ページを作りたい」と言われたら、見積り前に確認したいこと

「お客様だけが見られるページを作りたい」。たとえば、打ち合わせでこんな要望が出た場面。ログイン画面を一つ用意すればよさそうでも、見積り前に確認したいのは、誰に何を見せ、いつ閲覧を止めるかです。

同じパスワードで見るのか、一人ずつ管理するのか

たとえば、イベント参加者に同じ案内を見せたい場合と、契約中の人だけに資料を見せたい場合。参加後も見られてよいのか、契約が終わったら止めたいのかで、必要な仕組みが変わります。共通パスワードで足りるか、利用者ごとのログインが必要かを、先に分けて考えます。

WordPressにはページをパスワードで保護する機能があります。ただし、これはパスワードを知る人が本文を見られる仕組みです。利用者ごとの契約状況や退会を管理する機能とは分けて考えます。

「退会したら見られなくしたい」までが要件

たとえば、契約を終えた一人だけ閲覧を止めたい場合。共通パスワードを変える方法では、継続中の人への再案内も必要になります。一人ずつ利用資格を管理するなら、誰が登録し、誰が停止するかも決めておきます。

登録は担当者が行うのか、利用者自身が申し込むのか。会費の支払いと連動させるのか。これらの希望によって、必要な画面や運用作業が増えることがあります。すべての機能を盛り込まず、今の受付方法と変えたい部分を聞きます。

ページだけでなく、置く資料も確認する

会員ページにPDFや動画を置くなら、ページに入れない人が、ファイルのURLから直接開けないようにする必要があるかも確認します。ページ本文と、資料のファイルは別に確認します。WordPressの標準的なパスワード保護だけでは、アップロードしたファイルへの直接アクセスまで制限できません。

限定したいのがお知らせの本文なのか、配布する資料そのものなのか。扱う情報に応じて、保護する対象を整理します。一度ダウンロードされた資料の再配布まで、ログイン機能だけで防げるわけでもありません。

デザインや金額を決める前の返答例

クライアントには、たとえば次のように確認できます。

どなたに、どの情報を見せたいか教えてください。利用者の登録・停止をどう行うか、資料の保護が必要かも伺い、方法と費用を確認します。

今のWordPressに追加できるか、既存の会員管理サービスを使う方がよいかは、サイトの構成と運用条件によって変わります。対象者、見せたい資料、退会時の扱い。分かっている範囲を添えて、記事下の相談ボタンからご相談ください。受注前に、必要な仕組みと追加で聞くことを一緒に整理できます。

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