「商品情報はCSVで一括更新できるように」。見積りの打ち合わせで、こう頼まれたとします。CSVを読み込むボタンがあれば足りるのか、どこまで制作に含めるか迷いませんか?
先に決めたいのは、読み込んだ後、今ある情報をどう変えるかです。新しい商品を追加するだけか、登録済み商品の価格も変更するかで、確認する条件が変わります。
同じ商品だと、何で判断する?
たとえば価格を更新するなら、CSVのどの行が、サイトのどの商品に対応するかを決めます。商品コードなど、商品ごとに重複しない値があるかを確認してください。
商品名だけを手掛かりにすると、名称の変更や同名商品をどう扱うかが問題になります。「既存の情報も更新したい」という希望があるなら、照合に使う項目までコーダーに伝えます。
空欄や、CSVにない商品はどうする?
CSVの価格欄が空なら、今の価格を残すのか、空にするのか。CSVに含まれない商品は、掲載を続けるのか、非公開にするのか。CSVを渡すだけで、この扱いまで伝わるわけではありません。
たとえば「変更した商品だけを送る」運用なら、載っていない商品まで消す必要はありません。毎回全商品を送る運用なら、掲載終了の扱いも話し合います。ファイルにないことを、削除の指示だと決めつけないことです。
取り込み前後の確認も、制作範囲に入れる
必須項目の抜けや重複があったとき、全体を止めるのか、その行だけを除いて進めるのかも決めます。どの情報が反映されたかを、担当者が確認できることも必要です。
誤ったファイルを取り込んだとき、誰がどう修正するかも確認します。取り込み前の内容へ戻す必要があるなら、その方法も見積りに含めます。「CSV対応」に、履歴や復元の機能が自動的に付くわけではありません。
クライアントには、たとえば「追加と更新のどちらに使いますか?実際のCSVの見本と、空欄や掲載終了の扱いを確認させてください」と聞けます。
初回の登録作業か、公開後も使う更新機能かでも、見積りの範囲は変わります。今のサイトで対応できる方法と必要な作業は、保存項目や既存機能を見て判断します。ファイルの見本と希望する更新方法を添えて、記事下の相談ボタンからご相談ください。